2007年07月30日

Re:与党大敗、過半数割れ・民主第1党に

メーリングリストから転載です。

http://www.freeml.com/meiguoriben/381
さて、これからどうなるかですが、
9月頭には衆議院解散、10月総選挙になるのではないでしょうか?
でもそう望んでいるのはむしろ民主党、安倍さんは策略の中に引き込まれていく気がいたします。

民主党の勝因
1.マスコミの宣伝
  閣僚の失言・政治とカネ・年金問題
2.地方格差
3.小沢マジック(謀略)
  
自民党の敗因  
1.安倍内閣の状況対応力不足
2.地方格差

この中で、本当に意味のあるものは地方格差だけではないでしょうか。
安倍さんは小泉改革を継承していますが小泉改革の恩恵(生産力向上)に浴しているだけで負の遺産(地方格差)を全然考慮していない。
ここを小沢さんが突っ込んで一人区・地方区で大勝しました。

マスコミの宣伝で自民党に逆風が吹いたことに対して安倍さんは反応する術を持たなかった。これは、ひとり安倍さんの力不足と言うより宣伝相の敗北ですね。小泉さんのときは小泉さん自身が宣伝相のスキルがあって状況対応が巧みでした。「官邸のラスプーチン」と呼ばれて恐れられた飯島秘書官が議員も官僚も顎で動かしていた。飯島秘書官であれば逆風をいつの間にか順風に変えていたことでしょう。小泉さんはラスプーチンのスポークスマンをやっていれば良かった。(どっちが偉いんじゃい?)

閣僚の失言・政治とカネ・年金問題・・・こんなもの昔からあったもので、うまく処理すれば、すぐにカタがつくものを長引かせてしまった。
マスコミなんて売名欲の記者達が売らんかな社是に向かってニュースを追っかけているだけなのだから、適当に満足させてやれば良いのに。

年金問題に至っては売名欲の記者と(先行き危ない)社会保険庁の官僚・組合と(多分)小沢(竹中)半兵衛が仕組んだ謀略戦だったと思います。
安倍さんが(小泉さんのように)売名欲の記者達を満足させてやらないから、彼らは社会保険庁の官僚・組合・小沢半兵衛とつるんでしまった。

小沢半兵衛が軍師たる所以は、年金問題という花火によって民主党が最も恐れる憲法改正問題を争点から外した上で、コソコソと地方巡業して地方格差を訴えて回ったことですね。
憲法改正問題が争点になっていたら今頃民主党は分裂していますよ。
ラスプーチンだったら、こんな単純な仕掛けは見破っていたでしょうに。キツツキ戦法のようなものですから。

したがって、地方選で負けたことを痛感した自民党は
「9月頭には衆議院解散、10月総選挙」
なんぞしないで、今度は真っ向から憲法改正問題を争点にすることですね。
そして地方格差の是正のための「農業所得保障」よりずっと強力な低所得者のための「所得再分配政策」を打ち出せば良い。

http://hakenno2.web.fc2.com/
高所得者層から低所得者層に所得を移転させるという政策に対して
[投票期間] 2007/05/19 〜 無期限 [投票数] 184票

賛成 (126票/68.5%)
疑問があるが賛成 (26票/14.1%)
疑問 (11票/6.0%)
疑問があるが反対 (4票/2.2%)
反対 (17票/9.2%)

争点の行方ですが、
今度は本当に憲法改正、自衛隊を軍隊として認めるかどうかが中心となっていく。

同感です。

これは実は図らずも安倍さんが望んだことなのでしょうが、どうやら安倍さんはそのあたりを国民にうまく伝えることには長けていないようですね。

「憲法改正、自衛隊を軍隊として認める」は文字通りの正論であるばかりではなくて、民主党を分裂させる戦略になると思います。
切羽詰った「勝つため」の戦略であれば鈍い安倍さんでも解るでしょう。

いえね、私は民主党が憎くて言っているのではなくて民主党の分裂は民主党が政権交代できる政党になり得るからです。
菅グループを切り離せば「日本人の日本人による日本人のための」党が二つできますから政権交代が可能になります。

今のままでは民主党(菅グループ)は売国政党です。
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200412141707.html

次の内閣は自民党なら麻生さん、もしくは小池さん?

どちらかと言えば麻生さんでしょうが、現時点で内閣が辞職したら自民党は確実に政権を奪われ、次に何時政権を取れるか分からない。

官業撤退(土建/郵政/社会保険)という従来の自民党の支持層切捨てを断行してまで経済を正常化してきた小泉改革は一体何だったのか、ただ自民党(橋本派)をぶっ壊しただけで終わるのかということになります。

今までの自民党ができなかった教育改革・公務員改革・憲法改正に勇気を持って取り組んできた、そしてこともなげに北朝鮮敵視・拉致問題解決に努力して、日米豪印同盟・平和と繁栄の弧構築に向かっている安倍改革を根本から放棄することになってしまいます。それは自民党の正義を放棄することです。

麻生さんもしくは小池さんがどう頑張ってみても一旦失われた自民党の正義を再び蘇らせることは不可能です。それぐらいのことは麻生さんにもわかるでしょう。

民主党は小沢さんが文字通り、「命を賭けて」やってくれるでしょう。

小沢半兵衛は一体何を考えているのでしょうね。
潰し屋、お得意の政界再編でしょうか?

財政改革は天下りの十兆円が「財源」となるのでは?(^^ゞ
地方の三位一体改革はすすむでしょう。ただ消費税は政争の道具とされた後、徐々に上がるでしょうね。(^^ゞ

消費税などという生半可な政策は「良くもないけど特に悪くもならない」という経済見通しがあって政権交代の予感もないような甘い世界ではその誘惑があるでしょうが、政権を奪われるかもしれないという切羽詰った状況では頼りにならない、言い訳にもならない。

大増税&大減税というメリハリのはっきりした税制に踏み切るのが自民党にとっては得策ではないでしょうか?
法人税ゼロ、消費税ゼロ、高額所得者増税、低額所得者減税(マイナス税)。

クリントンはこれをやって90年代にアメリカ経済を蘇生させました。

---------------------
与党大敗、過半数割れ・民主第1党に
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070729AT3S2900U29072007.html



posted by 美国日本 at 04:44| Comment(2) | TrackBack(5) | マスコミ論調から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
管理人さま、TBありがとうございます。

安倍総理、ちょっと判断力が無いですね。中川さんの辞表を受け取ったようですが、自殺(させられたような)松岡さんの時は受け取らなかったし、この判断は何なんでしょうか。

社保庁労組、天下り規制など、問題は日本の政治に腐敗を招いた官僚組織であり、彼らが税金を無駄遣いしている事を思えば、民間労働者の権利とは全く別次元の話である筈。ただし、社保庁の職員よりも、彼らの上司である高級官僚達への対応を優先すべきで、古い自民党でどこまで突っ込んで行けるのか、いまいち現実味に欠けたのではないでしょうか。

民主党が歳入庁案の実現化をどのように考えているかが問題になって来ると思いますが、年金記録問題の責任所在は明らかにして頂きたいと思います。「自民党を壊す」のではなく、「霞ヶ関を治す」ぐらいの気構えがいいんじゃないでしょうか。
Posted by silverjihn at 2007年07月30日 05:58
silverjihnさま、コメント有難うございます。

>安倍総理、ちょっと判断力が無いですね。中川さんの辞表を受け取ったようですが、自殺(させられたような)松岡さんの時は受け取らなかったし、この判断は何なんでしょうか。

マスコミ、自民党、安倍さん自身が敗戦後言っているように、リスク管理が不十分で、従って、事件が起こった後の対応も悪かったことが、松岡さん事件その他の場合の処理に現れていると思います。

でもね、それは安倍さん一人の判断ではなくてチームの判断であったと思われますし、松岡さん事件その他の対処方法は結果として悪かったのであって、あれだけ次々に事件(事故)が頻発する中で、しかも、それは民主党の戦術であることが十分想像される中では無視することも戦術であったと思われます。単純に無思慮に対応していたらもっと惨めな結果を招いたかも知れません。

民主党の戦術であると判断したのであれば、無視するでもなく、単純に対応(首切り)するでもなく、乱波(素っ破)戦術にはそれなりの対処があるはずです。私にはその正解は解りませんけど。乱波(素っ破)戦術は仕掛けられたらそれまでで、先に仕掛けないといけないのじゃないですかね。

>社保庁労組、天下り規制など、問題は日本の政治に腐敗を招いた官僚組織であり、彼らが税金を無駄遣いしている事を思えば、民間労働者の権利とは全く別次元の話である筈。

年金データの紛失事件に対しては誰がやっても同じ事しかできないはずです。最適値は一つしかないのですから。だからそんなことに忙殺されずに犯人の扱いをどうするかで論戦を張るべきだったと思います。検察庁を即時に動かすべきであった。

http://hakenno2.web.fc2.com/2/
私は社会保険庁の解体と検察庁による摘発は同時進行で良いと思います。

例えば小泉さんと飯島秘書官であれば強烈なカウンターパンチを繰り出せたはずです。官邸チームに任せないで、小泉さんと飯島秘書官にSOSを出していたらこれほど惨めなことにはならなかったと思います。

SOSを出せなかった。安倍さんの小泉さんに対する姿勢が少しオカシイ。安倍さんは小泉さんと同じ手法で小泉さんを超えようとしているフシがあります。そうではなくて、小泉さんの負の遺産を是正する方が良いのではないかと思います。それをやっているのが民主党ですね。

>ただし、社保庁の職員よりも、彼らの上司である高級官僚達への対応を優先すべきで、古い自民党でどこまで突っ込んで行けるのか、いまいち現実味に欠けたのではないでしょうか。

「彼らの上司である高級官僚達への対応」は天下り禁止法で充分だと考えたのでしょうね。天下り禁止法は官僚に譲歩したものだったのでしょうか。多分譲歩交渉が中途半端で、一方では天下り禁止法を強行するし、他方では自爆テロを敢行するし、という事態になったのではないでしょうか。

官邸のラスプーチン飯島秘書官であれば、官僚を優遇組と冷遇組に分断して、優遇組を使って自爆テロを未然に防げたはずです。要するに安倍さんは喧嘩の仕方が解らないのでしょう。北朝鮮とは上手に喧嘩するのにね。

>民主党が歳入庁案の実現化をどのように考えているかが問題になって来ると思いますが、年金記録問題の責任所在は明らかにして頂きたいと思います。

民主党が地方格差に対して本気で取り組むのであれば「農業所得保障」では不充分ですね。地方は農業者だけではないのですから。また、格差社会の痛手を蒙っているのは地方だけではなくて都市の派遣社員・フリーターもあります。

小泉改革はそのままに、小泉改革の置き土産を真正面から全面的に取り組むべきです。

そこまで考えたときの民主党案の財源は一体どうするのでしょうか。あるいは都市部は見殺しにするのでしょうか。

民主党であれ自民党であれ、高額所得者から低額所得者への所得移転しか方法はないでしょう。
なぜなら、所得税は逆進性ですから、貧者救済の原資にするのは矛盾しています。

http://meiguoriben.seesaa.net/
「もしも、高所得者層から低所得者層に所得を移転できたら・・・
格差の拡大・労働条件の劣悪化(非正規労働・低賃金)が是正されて、おまけに、内需(家計消費)が飛躍的に拡大して、日本経済は本格的に不景気から脱出できます。

これは我欲ではなくて経済成長が5%アップするという経済政策です。」

言いだしっぺの民主党は地方の救済しか頭にないのですから、自公、特に公明は都市部も含めた全面救済を対案にするべきではないでしょうか。

>「自民党を壊す」のではなく、「霞ヶ関を治す」ぐらいの気構えがいいんじゃないでしょうか。

民主党は反自民を貫き通すよりも、左右分裂に向かうのが自然で、それは無党派層の希望でもあると思われます。すなわち、自民党No1(小泉イズム)と自民党No2(小泉補正イズム)が政権交代する中で、どちらが「霞ヶ関を治す」ことに熱心になれるかの抗争になると思われます。
Posted by 美国日本 at 2007年07月30日 21:12
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