2007年03月02日

安倍政権、「改革」の旗はもう使えない

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安倍政権、「改革」の旗はもう使えない

一昨年の総選挙では「改革を止めるな」が小泉自民党のスローガンだった。実にコンパクトでわかりやすいメッセージで、小泉劇場の正当性を刻印するにはいい言葉だった。昨年暮れに、安倍総理の一言で「おかえりなさい」で迎えた無所属で当選している自民党郵政造反組の復党劇があった。内閣支持率急落の引き金をひいた瞬間だった。

小泉改革の光と影
●光
1.官の特権を排除した(土建族・郵政族)
2.経済の不効率面を民営化・規制緩和で是正した
●中途半端な光
1.日教組・官公労の是正・改革
●影
1.民営化・規制緩和によって生じる経済格差の手当てが出来ていない

このように考えると「自民党郵政造反組の復党」は正しい。
なぜならば、郵政造反組は自民党に復党するからこそ自民党改革派によって抑制できるのであって、もし、民主党に鞍替えしたら、彼等は正々堂々郵政族の復権に邁進します。なぜなら民主党は官公労に支えられており、郵政族+官公労のオーケストラで郵政族の復権を奏でるからです。

「郵政造反組の復党劇によって内閣支持率が急落」したのは一般国民の大いなる誤解に基づいている。安倍内閣は「自民党改革派の力によって郵政族の復権を容認しない」と力強く明言するべきである。

このところ、自民党の中川幹事長の「忠誠心」発言をめぐる騒動など、政府・与党の求心力が衰えていく中で、

これは事実であり由々しき問題です。全閣僚・自民党議員は総理大臣の方向性、すなわちそれは国民の多数の総意であるが(なぜなら民主主義の手順で行われたから)、に一糸乱れず唱和しなければならない。異論があれば国民の前でそれを説明しなけばならない。「我こそは安倍内閣を創設した功労者である」という勝手な思い込みで自分勝手な発言を繰り返す閣僚・議員は「天に唾する」馬鹿な行為によって自らの政治生命を削っているとしか言いようがない。

夏の参議院選挙での郵政造反組の公認問題が浮上している。「改革の継承者=安倍総理」というイメージはガタガタになり、古い自民党の鋳型にビデオを巻き戻し再生するように戻りつつある。

「自民党改革派の力によって郵政族の復権を容認しない」と力強く明言していないのであるから、そのように国民に誤解されても仕方が無いですね。

「格差なんてあっていいじゃないか」という居直り感覚が、安倍総理にはない。路上で死ぬ人が出ようが、大量の失業者が出ようが、病院から医療費が払えなくて追い出される人たちの悲鳴が響こうが、小泉前総理なら「鈍感力」で乗り切ったことだろう。

小泉さんが「格差なんてあっていいじゃないか」と言った事実はありませんが、格差に目を瞑っていた傾向はある。改革を先導するという立場から、それは仕方がないことだと考えます。アクセルとブレーキを同時に踏んではいけないのですから。

「鈍感力でいこう」と居直ってスローガン化することは、安倍政権では無理だろう。

いいえ、安倍内閣は十分に鈍感です。折角小泉改革によって企業の自由度が保障され国際競争力を回復したのに、安倍内閣はそれを無に帰してしまう恐れあり。のみならず、小泉改革に反することをやっていながら「成長路線」を唱えている。

●影
1.民営化・規制緩和によって生じる経済格差の手当てが出来ていない

これに対しては、企業活動の自由度は小泉改革のレベルに維持しながら、企業活動とは関係ない場所で、すなわち税制によって経済格差の手当てをするべきである。

小泉政権5年5カ月は非論理の連続だった。その反動か、「論理的な検証」をともなう議論が出来るような土台が生れてきているような気がする。

これはデタラメな言い草である。小泉・竹中路線は「非情なまでに」論理的であった。安倍内閣こそ論理的にグズグズになっている。

「郵政民営化」の一点で賛否が分かれただけで、自民党政治家として価値観を共有してきた人たちを同志として迎えるという考え方は論理的には理解できる。

おかしな言い草ですね。「郵政民営化」は既に規定路線であるからこそ「郵政民営化反対」の牙を抜かれた議員を復党させるのであって、彼等を野に放っておいて民主党(官公労)と協働されることこそ危険である。

安倍政権が「改革は過去のいたずら」と割り切った決着をして、

これは下品な言いがかりですね。

大きな旗印は「伝統的改憲政党の悲願達成」に安倍政権が突き進むのであれば、この春から夏への選挙は私たちにとって大きなチャンスを提供してくれる場になるだろう。

確かに、「伝統的改憲政党の悲願達成」だけでは自民党は敗北しますね。

民営化・規制緩和によって生じる経済格差を是正するのに、小泉改革の逆ベクトルを持ち出すのではなくて、企業は企業の自由に任せておいて、政府は税制の手法によって経済格差を是正すれば良い。

民主党は官公労だけではなくて連合を抱えているので、経済格差を是正するのに、小泉改革の逆ベクトルを持ち出すしか方法が無い。これでは小泉改革の美味しい果実を投げ捨てるものであるから、国民からソッポを向かれる。(勿論、国民に経済学の素養があてのことですが・・・)
posted by 美国日本 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(1) | マスコミ論調から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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