2008年09月09日

野党勢力  二つの大嘘

まず最初に野党(民主党・社民党)は二つの大嘘の上に経済政策を構築していることを申し上げなくてはなりません。

1.「小泉・竹中 経済構造改革は失敗であった」
2.「小泉・竹中 経済構造改革は経済格差をもたらした」

大嘘の上に構築された経済政策は、その政策実施に困難を伴う・その政策効果は保障されないことは言わずもがなのことであります。

1.「小泉・竹中 経済構造改革は失敗であった」
これが大嘘であることは簡単に証明できます。

http://www.stat.go.jp/data/getujidb/zuhyou/c01-1.xls
C-1-1 国内総生産(支出側,名目)
↓グラフ化(2006年を1とする)
http://meiguoriben.up.seesaa.net/image/Koizumi_Seichou.JPG

ようくご覧ください。
2002年を谷として、2006年まで全ての項目が成長しています(2002年から2006年にかけて最大値が2006年で、殆どが右肩上がり)。安倍政権が上げ潮派として小泉竹中経済構造改革を支持したことは合理的な判断であって、これに反対した民主党は大嘘つき・大馬鹿者と言わなければなりません。

とは言え、雇用者報酬は2003年が谷であり、また、プラス成長の大きい順は(控除)財貨・サービスの輸入・財貨・サービスの輸出・企業設備・住宅(建設)・国内総生産(支出側)・家計最終消費支出・雇用者報酬です。ここに小泉竹中経済構造改革の成果を認めた上で、今後の手当てが必要な内容が浮かびあがる。それはプラス成長の小さい住宅(建設)・国内総生産(支出側)・家計最終消費支出・雇用者報酬です。小泉竹中経済構造改革の成果を認めないで要アクションだけ言うのは無茶苦茶でござりまする。

野党(民主党・社民党)は小泉改革を全面否定しました。野党には小泉竹中経済構造改革のメリットは引き継がれません。メリットに触れずに要改善だけ言及することは不可能です。なぜなら、家計最終消費支を上げる源泉は小泉竹中経済構造改革による生産性向上にしか求められない。そうでなければ赤字国債か消費税増税しかない。すなわち野党は赤字国債もしくは消費税増税を目論んでいると断ぜざるを得ない。

2.「小泉・竹中 経済構造改革は経済格差をもたらした」
この嘘はもっと簡単に論破できます。

http://meiguoriben.up.seesaa.net/image/Shotoku_Kakusa.JPG

http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4663.html
3.予想外の所得格差推移
「巷間の見方や国民の格差意識(図録4670)とは裏腹に、聖域なき構造改革、規制緩和の推進を掲げた2001年4月以降の小泉政権下では、むしろ、所得格差は縮小に転じている」。


貴方は二つの大嘘の上に築きあげられた民主党の経済政策を信用しますか? それとも自民党の上げ潮派・財政規律派・景気浮揚派のバランス感覚を信頼しますか?


ブログ意見集 by Good↑or Bad↓ 基礎的財政収支の目標先送り論

posted by 美国日本 at 13:41| Comment(2) | TrackBack(3) | 論説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
拝見しました。
一人当たりGDPは、急降下していますね。
相対的貧困率もアメリカに次いでいます。
民間平均給与も9年連続下がっています。
しかし、添付データは、正直驚きました。
所得格差、少ない方なんですね。

自民党か民主党か、という二極論は危険です。
経済政策は、国民新党が一番です。
Posted by たか at 2008年09月10日 01:07
たか様、コメント有難うございました。

>一人当たりGDPは、急降下していますね。

何が不満かと言えば、日本人は大概これを挙げると思います。米国を一時は追い抜きそうな勢いだったのに。1970〜80年代を経験された団塊の世代が羨ましい。高級クラブ・カラオケ・ゴルフ会員権・NTT株高騰・記念金貨・マンション転売成金・交際費使い放題!! タクシーチケット使い放題!!

いいえ、高級官僚の話ではありません、民間企業もそうだったのです。

生まれるのが少し遅かったばかりに、ババをつかんでしまいました。

「こんなことは二度と無い」なんて諦めるのは早すぎる。可能なんです、何度でも、経済政策さえ間違わなければ。1970〜80年代は概して格差が小さかった。格差が小さいのとGDPが大きいのとは、経済学的には大いに関係します。他の条件が同じであれば、格差が小さければGDPは成長します。

小泉改革が格差を作ったのではないことは説明済みですが、90年代に広がった格差に対して小泉改革は何も手を打たなかったことも事実です。だから、折角上向きかけた経済成長の程度は小さいもので、ついにはマイナス成長になりました。

この辺りの解説を、今後順次にしていきたいと思います。

>自民党か民主党か、という二極論は危険です。
>経済政策は、国民新党が一番です。

確かに、そうですね。
マスコミは小泉改革をあれだけ持ち上げたのに、今度は一斉に難癖ですか〜〜

バラマキは、やり方によっては経済を成長させる善なる政策にもなります。格差を縮小させれば。

小泉改革を放棄しないで死守しつつ、善なるバラマキを行うべきです。
Posted by 美国日本 at 2008年09月11日 19:55
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/106279003

この記事へのトラックバック

福田内閣の実績なり功績なりを片っ端から挙げてみました1
Excerpt: 福田首相も言うことは言っていたり、やることもやっていたりするんですけどもね。 ただ福田首相は自身でやるより他の人に言わせたりさせたりする傾向 があるようなのであまり目立たない上にマスコミもそれ..
Weblog: 帝国ブログ
Tracked: 2008-09-09 17:12

あなたとは違うんですby福田康夫 動画あり
Excerpt: 「あなたとは違うんです」首相発言、ネットで盛り上がり 福田首相は1日夜の辞任会見で「会見がひとごとのようだ」と記者から指摘され、「私は自分のことは客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんで..
Weblog: zara's voice recorder
Tracked: 2008-09-09 18:53

今日の論点!ブログ意見集: 基礎的財政収支の目標先送り論 by Good↑or Bad↓
Excerpt: 「基礎的財政収支の目標先送り論」に関するブロガーの意見で、みんなの参考になりそうなブログ記事を集めています。自薦による投稿も受け付けているので、オリジナルな意見のブログ記事があったら、どしどし投稿して..
Weblog: 今日の論点!by 毎日jp & Blog-Headline+
Tracked: 2008-09-10 08:43
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。